映画・な行

September 25, 2007

日本沈没5

これね、凄かったですよ!
自分の「アンチ流行モノ気質」を後悔させられた作品でした。

劇場で、このド迫力映像を感じたかったです!!!!( ̄□ ̄;)!!

監督:樋口真嗣
収録時間:134分
レンタル開始日:2007-01-19

Story
73年に公開された小松左京原作『日本沈没』を『ローレライ』の樋口真嗣監督が草なぎ剛、柴咲コウ主演でリメイク。最新のVFXと特撮技術を駆使し“日本沈没”という未曾有の災害と、祖国の危機に直面する人々の姿を描(詳細こちら


これは昨年夏公開されたから、みなさんも記憶に新しいとは思いますが、
近年の異常気象とか、温暖化に地殻変動・・・・地球がおかしくなってる?って思いますよね?
原作が1970年あたりなんで、それから40年近く経って近代化が進んだ代償か、このフィクションが現実に近づいてるようでならないんです。

日本沈没
日本海溝直下の大規模な地殻変動により、日本列島のほとんどが海中に沈没するという驚愕の事態が予測された。それを裏打ちするかのように、各地の火山が噴火、M(マグニチュード)8以上の大地震が次々と発生。Xデーが避けられないと悟った政府は、諸外国に避難する国民の受け入れを要請する。東京、大阪、横浜、神戸、函館から出航する国外脱出を急ぐ人々を乗せた大型船を、地震によって発生した巨大津波が襲う。1億2千万の日本人は、どこへ逃れるのか?どこへ向かうというのか?日本全土が極限状態のなか、人々は何を守り、何を救おうとするのか・・・。


TBS作品紹介より


この作品の見どころといえば、やはり映像の素晴らしさだろう。
衛星からの日本の映像、襲ってくる津波、山崩れ、火山噴火、地震で崩壊しあちこちでおこる火災、地盤沈下に隆起、ありとあらゆる災害が一気に起こって、あっという間に日本が沈没してしまう。
防衛庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、東京消防庁、海洋研究開発機構など実際の機関が撮影に協力してることも手伝って、かなりリアリティがある。

その中でも、やはりキーパーソンは文部科学兼危機管理担当大臣役の大地真央だろう。 
日本沈没?

自らの任務に忠実で美しい彼女は、危機感で不安定な総理(石坂浩二 )の何気ない言葉を受け止めたり、メンツやプライドだけのファッキンな大臣達とは違って、国民一人ひとりをいかに救うかを懸命に考えて、冷静に判断する。
私は紅一点の女性に対して、あまり好感を感じることはないんだけど、あの映像の中での彼女は自然に溶け込み、後になって存在感の大きさを感じたなあ・・・。


他の出演者の方々も素晴らしかった。
及川ミッチーなんて、こんな役もできるんじゃん!って改めて好感持てたし♪
柴崎コウはもとより、草薙剛も・・・・良かったですよ!

・・・・とはいえ、お互いに愛し合っていることをやっと自覚し、明日死んでしまうかもしれない・・という最後の夜・・・・言うんですよ。玲子(柴崎コウ)がね・・・
「最後のお願い・・・抱いて・・・」でも小野寺(草薙剛)はね、泣きながら言うんです。
「イギリスに無事に来てくれてからにしよう。今はできないよ・・・」

なんでや〜??????ヽ(`Д´)ノ抱いたらんかい????????

・・・まあそこが日本人らしいというか、純愛らしいのが良かったかも知れないんだけどね・・・
でも私は最後までそこが気になって気になって仕方なかったんだなあ・・・
   ヤッチャエヨ・・・ツヨシ(´・ω・`)


ともあれ、私たちはお互いに、世知辛い世の中をお気楽に日々生きてますが、明日死ぬかもしれないっていう危機感だけが、自分や世の中にとって一番大切なものが何なのかを教えてくれるのかな・・・?なんていろんな事を考えてしまった作品でした。





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harrylove at 11:03|PermalinkTrackBack(4)clip!

May 21, 2007

ナイスの森3

実はこういうの苦手・・・・・でも好き(#´・ω・`#)

収録時間:150分
レンタル開始日:2006-10-27

Story
『茶の味』などでコラボ経験を持つ、石井克人、三木俊一郎、ANIKIからなるクリエイターユニット“ナイスの森”が放つ新感覚コメディ。“もてない三兄弟”をはじめ、3人の個性を生かしたユニークなキャラクターが繰り(詳細こちら



ストーリーがないようで実はあって、意味がないようでちょこっとあって・・・
モテない3兄弟「ギターブラザーズ」を始め、彼らをとりまく様々な夢や出来事を深夜番組のコント集のような雰囲気でみせつけられる。

・・・・とはいえ・・・
観始めはかなり、ウザかった・・・カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ
シュールさを描きたいのはよく分かるものの、この「ナイスの森」の世界に入り、空気を掴むのに時間がかかるのだ。
オープニングから出てくる「ほくろ兄弟」っていう漫才(みたいなもの)
こういう笑いは生理的に受け付けないのだ。
そして異常に長い。途中に3分の休憩が入る。ホントにきっかり3分。真っ暗でタイマー表示される(もちろん早送り)
気付いたらウトウトしてしまったりして、結局二日かけて最後まで観ることができたのだ。

この二日の間に、ナイスの森・HPを覗きに行って、少しの予備知識を入れてから後半・・・

まんまと引き込まれた(*´∀`)

南チャン
劇中の部活を描いたもの。
これは「ミナミちゃん」と呼ばれる部活の特訓マシーン(のよう)だ。

南チャン2
後ろにあるボタン(ジュース・牛乳・吸血)というボタンを操作して、右にいる女子に特訓をする。

訓練で高いところを目指す女子は、コーチに「吸血お願いします!」という。
そして「吸血」を始めると・・・ああああああ!
「吸血」とは・・・ミナミちゃんが罵声と共に、ジャージから取り出した物体を投げつけるという特訓だ。投げ出された物体はゴロゴロと転がるだけ・・と思いきや!
「先生ぇぇ〜」
女子の腋に、恐ろしい怪物が吸い付いてる!保健の先生を呼びに行き、その物体を取り除く。

         ぬるんっ

物体を引っ張ると出てきたのは・・・・・コレ(左)

南チャン3


温厚そうな保健の先生が「てめえ何ヌルヌルしてんっだよっ」
この顔の物体の先をブニュブニュしごくと、白い液体(精液を思わせる)が飛び出し、さらに中から・・・印鑑が出てきた!「なんだ〜おめ〜山田ってのか?」「はい・・山田です」

          すぽんっ

女子の腋に吸い付いた物体はキレイに取れてめでたしめでたし。


こんなストーリーがあるようなないようなのが、150分・・・・

そりゃあ麻痺しちゃうよね・・・・・・( ゚Д゚)ポカーン・・・



でも、私は高校生の頃『ガロ』に投稿して一番大きく掲載された経験を持つ。
(月刊雑誌の3コママンガのオチを応募するコーナーの特賞だが、コーナーのタイトルも思い出せないし、当時から特賞の漢字が読めてなかった・逆にバカさをさらけ出してしまって恥ずかしいケロ・・自慢なクセに・・(´・ω・`)ショボーン)

マンガでしか描けなかった、シュールでエロスでイッちゃってる感覚的な世界を実写や映像や音で表現できる時代なんだと改めて感動した。


特に『THE VOLUME』というストーリー。
夢の中を描いた出来事なんだけど、宇宙から来た三人の女子が、自然界の木や根や土から発する音階を拾い集めて、ライヴをするというもの。

thevolume


ものを感じたり話したりする事は、人間や哺乳類だけではなくて、地球上の様々な生命体が様々な表現方法で行っている。なのに、日々の生活に追われてる我々は傲慢になりがちだ。美しい自然の風景と可愛い女子と音楽がそれを感じさせてくれる。
でも、テクノ?ノイズ?っていうの?シンセサイザーぶいぶいってサウンドが生理的に苦手なので、実は早送りで観た。



面白いこととか、表現するっていうことは、感覚でいいと思う。
好きな人は好きでいいし、ダメな人もいて当然で、こういう突拍子もない作品はそれがハッキリと分かりやすい。
素晴らしいクリエイター達にキャスト、予算に時間を費やして、思い切りバカをやる。こんな素晴らしい事ってないと思う。

・・・・・で、結局私はどうだろう・・
やっぱりほくろ兄弟は関東の芸風が許しがたいし、若い女子達の大根さがこそばくて気になるし・・・
『ガロ』に夢中だったあの頃にこんな作品に出会ってたら、ブッ飛んだ違う人生を送ってたかもしれないな・・・(´・ω・`)

大人になった今の私の率直な感想としては・・・・



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November 12, 2006

ナイロビの蜂5


ナイロビの蜂


温厚で植物が趣味のジャスティンと正義感が強い情熱的なテッサ。
ある日突然愛する人が、無惨な姿で殺されたら…?
しかも死因を調べるうちに解っていく、彼女の調べていた事件の大きさ、そして彼女の夫への愛、自分の妻への愛情。なんて悲しい愛なんだろう。

アフリカの美しくて過酷な自然の中、貧困や他部族からの襲撃、そしてさらには巨額の金の損失を隠す為に、開発段階で死者も出ている新薬を訳も分からず投薬される人々。
この実態を政府に訴え、新薬の再開発をさせるべき立ち上がったテッサは無惨な姿で殺害され、そのテッサの想いを、全てを捨てて引き継いだジャスティンも…
彼等の命とは一体なんなのだろう…

『シティ・オブ・ゴッド』
シティ・オブ・ゴッド【廉価版2500円】

これもそうだったけど、このフェルナンド・メイレレス監督作品は、まず映像で圧倒させる。広大で美しく、そして生活するには過酷な自然とスラムに住む住民の表情を、テンポ良く私の五感に映し出してくれる。
そして考えさせてくれる。
人には何か大事なのか。

過酷な環境と闘い生きる事。
周りにいる人を、そしてあなたを愛する事。

それ以外に何があるんだろう。

物に溢れた日本とは対極にあるけど、生きていく難しさは同じかもしれないな




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