May 20, 2013
EVIL DEAD 死霊のはらわた
かつて前作が日本で公開されたのは1985年。まだ中学生だった私には衝撃的すぎた作品でした。
それまでも、オカルトブームの影響で、エクソシストやサスペリア、オーメン、ローズマリーの赤ちゃん…など、日曜洋画劇場は欠かさず観てましたが、この死霊のはらわた( しかも劇場で!)だけは度肝抜かれました。
とにかく怖くて痛くて恐ろしい…
なのに観た後も、レンタルで何度か借りた後、結局お店でダビングしてもらって、何度も繰り返し観て、私のDiggin Horrorへの道が始まったといっても過言ではない作品です。
それから…約30年!
リメイクが出ると知ってからの興奮たるやw
こちらのブログで知って、
http://blog.livedoor.jp/news_rumor/lite/archives/6025560.html予告で鳥肌もの!
EVIL DEAD - Official Redband Teaser Trailer - In Theaters 4/12/13
死霊のはらわたをよくわからない人の為に♪
こんなクレイアニメまであるんですね!みんな死霊のはらわたが大好きなんですね!
死霊のはらわた早わかりクレイアニメ
さて、本作。
おおまかなストーリーは、人里離れた山小屋に行った若者が、開けてはいけない本を開け、封じ込まれていた死霊を蘇えらせちゃって、さあ大変!ていうものですが、本作は今風にリアルなストーリー。
薬物依存のミアを立ち直らせる為に、看護師や高校教師と彼女、そして母親の精神病から逃げるように家を出たミアの兄が妹との関係を修復させる為に、兄妹家族が以前住んでいた山小屋での静養に参加したというもの。
けど、蘇った死霊に囚われたミアの事態が悪化しても、薬物の禁断症状だと相手にされない…
ストーリーもシチュエーションもパワーアップされても、CGを使わず撮影されたという映像のリアルさは迫力ものでした。
随所に、前作のオマージュともいえる表現がありながらも、前作では死霊の書を燃やすと終わったのに全く燃えず、じゃあどうなるの?って不安になったり、クライマックスシーンでの森と血の雨と死霊?との闘いなど、エンタメ要素も満載でした。
まあ、欲をいえば、クライマックスシーンは私好みではないかなあ…
目に見えないナニカの恐怖が具象化されると、こいつを倒せばいいのか…って感じで、あとはどう殺すのかを見届けるだけになるのが洋モノホラーのさみしい所かなぁって。それにツッコミどころも色々ある。
けど、1番感動したのはラスト!
映画のラストはエンドロールですよ!これを観終えて始めて、恐怖からアミューズメントパークのような爽快感を得られる事でしょう。
本作は是非、劇場が明るくなるまで席を立たない事をオススメしますね!
1981年当時、最低予算で作られた歴史に残る最高のホラーを作りあげ、2013年、いままで観た中で最高の恐怖を再現させた逸品です。
痛いシーンを目隠ししてしまったので、あと2〜3回は観たいな♪
みなさんも是非お楽しみください☆ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ